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山西哲郎 編:「マラニックのススメ」
創文企画 \1,500
2016/5/28野幌森林公園自然観察マラニックが開催されました。
マラニック(マラソンとピクニックの造語らしい)という言葉は聞いたことはあるが具体的なイメージがもう一つ理解できないみねごん。
なんと当日は山西先生が指導してくれる。おまけに私のランニングフィールドの野幌森林公園で。こんなチャンスは二度と訪れないかもと得意の即ポチリ。
そして当日山西先生にサインをいただき入手した本がこれ!!
そもそも私がランニングを始める前に大きなインパクトを受けたのは北海道マラソンのゴール近くでランナーを応援していたときでした。つらそうな顔をして必死にゴールを目指す選手たちの一生懸命に努力している姿です。何事にでも一生懸命取り組んでいる姿は人に大きな感動を与えるものです。私も走り始めたときいつかフルマラソンを歩かず走り通したいと思うようになりました。走り始めて2年後2013年念願の北海道マラソン完走を達成しました。その後数回フルマラソンを走りました。基本的に歩かず走り続けて完走が目標でした。自分の走っている顔は見たことはありませんが20km過ぎではスマイルランとは程遠い鬼のような顔をして走っていると思います。
今回野幌森林公園自然観察マラニックに参加してもっと別な楽しみ方もあるんだということを知ることができました。
この本はマラニックの楽しみ方やら具体的な方法、必要なグッズについてまたどんな大会が行われているか。基本的なマラニックの知識を得るためには必読の書です。
2016/6/4 記
田中宏暁:「スロージョギングの力」
ランナーズ \1,600+税
スロージョギングについては以前から気にはなっていましたが、運動不足の高齢者の健康法であり自分のランニングとは別物と認識していました。ところがフォアフットというワードを目にして興味をそそられました。
・NHKスペシャル取材班 :42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」
・クリストファー・マクドゥーガル:BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
などを読んでみるとそれまでは常識だった「かかと着地」がひょっとすると唯一の正解とは限らないのではないかとの疑念をずっともっていたからです。なぜフォアフット(母指球着地)がいいのか。膝への負担が少なく変形性膝関節症を克服できるそうです。
(2016/04/02 記)
田中宏暁:「賢く走るフルマラソン」
ランナーズ \1,600+税
「スロージョギングの力」の続編。
フォアフットつまり母指球着地でボルグの提唱する「主観的運動強度」の「楽である」のいわゆるニコニコペースを続けているとフルマラソンも走ることができるという。この本ではそのための体作りや具体的練習方法、大会へ向けたピーキング法そしてレース後の身体ケアや故障予防法など科学的根拠をもとに解説。著者はこの方法でなんとフルマラソン2時間40分切を達成したとか。
(2016/04/02 記)
鈴木清和著:「ランニング3軸理論」
池田書店¥850+税
JogNoteのバラスポさんお気に入りの一冊。
記録が伸びない。フルマラソン何度走っても30km以降ヘロヘロになる。体力に加えランニングフォームにも問題か?と考えていたときにバラスポさんに紹介いただいた本です。
1)私のように脚の短い人
2)脚の長い人
3)1.2の中間型
それぞれのタイプ別におすすめランニングフォームを提唱しています。
基本的なランニングフォームについていろいろ書かれた本はありますがこの「ランニング3軸理論」は個性(脚と胴の長さ)に即した走り方を提唱しています。私のような脚の短いランナーはスイング走法がいいらしい。試してみました。
なんか懐かしい。マラソンを始めたころに勉強したフォームではなく小学校・中学校の時無意識に走っていた感覚です。
(2015/08/07記)
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佐々木功:「ゆっくり走れば早くなる」ランナーズ¥1,500-
私がランニングにハマったきっかけは湯本優著「インナーパワー」でした。その後金哲彦著「ランニングメソッド」で具体的な方法を学びました。そして2015年3月ランナーズマイスター中級ワークショップ in千葉を受講。その際入手した本がこれです。練習の9割をLSDで!!。インパクトのある内容です。ゆっくり長い時間走ることにより、積極的休養スロージョグだけに留まらず「末梢毛細血管の増大という身体資源の開発、それに伴い酸素の十分な筋肉への供給による随意的運動の開発、つまりスピードの養成、さらにコンディションの引き上げやグリコーゲンの枯渇状態を引き起こすことによる持久的能力の開発、故障からのリハビリテーションと正しいフォームの養成」(p57)といった複数の効果が期待できるということです。金哲彦先生の御著書でも書かれていたウォーキングや積極的休養JOGなど取り入れた具体的トレーニングスケジュールもこの本でより深く納得することができました。私のような鈍足ランナーだけでなくサブ4、サブ3を目指すランナーも必読です。
(2015/04/17記)
金哲彦:「走る意味」命を救うランニング 講談社現代新書(¥800+税)
私がランニングにハマったのはなぜだろうか?
学生時代に軟式庭球に汗を流し会社勤めではゴルフをしたり。それはそれで楽しかった思いはある。
でも、ランニングはちょっとそれらとは趣が違う。何か根源的な楽しみ? 本能的な喜びといった方がいいかもしれない。
金氏は大腸がんの手術1年後、2007年ゴールドコーストマラソンを完走。死の淵から生還を確信したレースだったそうです。人それぞれの走る意味があるかもしれないが私は生きていることの喜びを感じるスポーツではないかとこの本を通じて改めて確信しました。
(2014/7/26記)
小野裕史:
マラソン中毒者(ジャンキー)
文藝春秋 ¥1,500+税
タイトルが「オモロイ未来の創り方!」という講演会の案内が北海道新聞に載っていました。その中にマラソンの文字があったので即申し込みのメールを。小野氏はランニングを始める前の趣味がインターネットと読書、ゲームだったとか。Wii Fitをきっかけに実際のランニングにはまったそうです。ところがスケールが大きい。普通のマラソンに飽き足らず北極マラソン→南極100km→アタカマ砂漠250km。サロマ湖100kmウルトラマラソンに大根ぬいぐるみで完走だって。信じられません。走行中の心の揺れやその思いがよくわかります。『小さなキッカケでも「ココロの羅針盤」の針が動いたら、まずは動いてみる。「できるかどうか」ではなく、「まずは、やってみる」』。私も同感です。人生のよい指針となりますね。変な常識にとらわずにまずやってみる。失敗もあるかもしれませんが充実した人生を送れると思います。(2014/3/9記)
NHKスペシャル取材班 :42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」
角川書店 ¥820
ランナーであれば「つま先着地」「かかと着地」には興味を持つテーマだと思います。クリストファー・マクドゥーガル:BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”を読んでつま先着地に興味を持ちました。マラソン初心者向けの教則本ではランニングの足の運びのは踵から着地して中部、つま先へという順序でけりだすように推奨されています。しかしそれが本当なのかどうか科学的根拠が最近揺らいでいるとのことです。一度じっくり考えようと読んでみました。(2013/11/15記)
クリストファー・マクドゥーガル:BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
日本放送出版協会 (2010/2/23) iBooks版 \1,100
ぽっちぃさん(runnet 430の会)のお気に入りの1冊。
私がランニングを始めたとき怪我をしないために姿勢とシューズの重要性を最初に教わりました。ところが別の意味でシューズの重要性を思い知りました。究極のランナー民族はサンダルで走っていた。
人類は走ることで進化してきた。走ることはすなわち生きること。ランニングが人類の根源的な資質の一つである。
この一冊は私のランニング感を一変させました。(2013/11/11記)
沢木耕太郎:敗れざる者たち
文春文庫 本体¥505+税
ぽっちぃさん(runnet 430の会)のお気に入り
6つの短編からなりその中の「長距離ランナーの遺書」が円谷幸吉の東京オリンピック銅メダルとその最期をつづった物語。
山西哲郎&藤原新&伊藤静夫対談:「マラソンの未来」
ランナーズ ¥1,050-
山西哲郎先生は2013/7/28札幌の豊水会館で行われた第2回北海道マラソン教室の講師として来札。歯切れのいいご講義が印象に残っています。また、伊藤静夫先生は「マラソンに常識はない」の著者でもあり、藤原新選手との対談ではどんなことを話すのか興味を持ち購入。練習方法など自分で考え実践する手法は我々市民ランナーの参考になると思います。
伊藤静夫:「マラソンに常識はない」
(株)アールビーズ \1,500+税
【気になる言葉&コメント】
人類は狩りをするための走力は貧弱であったが、先を見通す洞察力とどこまでも追跡できる持久力で進化をしてきた。
教科書を鵜呑みにせず「常識を問う」姿勢の重要性について学ぶことができた。
瀬古利彦:すべてのマラソンランナーに伝えたいこと
実業之日本社 ¥1,365
「冬の喝采」にでてくる瀬古利彦や監督中村清に関する記述、「走ることについて語るときに僕の語ること」のなかで村上春樹の瀬古利彦へのインタビューなどについて瀬古の立場からの記述が興味深い。
村上春樹:走ることについて語るときに僕の語ること
文春文庫 ¥539-
ぽっちぃさん(runnet 430の会)のお気に入りの一冊。
私は村上春樹氏の本を読むのは初めてですが、こんなバリバリのアスリートだったとは知りませんでした。
黒木亮:冬の喝采(上)(下)講談社文庫
上¥648-下¥600
travel-dbのskyblue51さんのお薦め。著者の黒木亮氏は北海道深川市出身。箱根駅伝の選手だった黒木氏の自叙伝。ランナーとして納得できる心の動きが表現されている。
金哲彦:「マラソン練習法がわかる本」実業之日本社¥1,300
フルマラソンを走るための練習スケジュールをたてるための参考資料として購入。
金哲彦:「体幹ランニング」講談社¥1,200
「体幹」という言葉に惹かれて購入。
金哲彦:「ランニング・メソッド」高橋書店¥1,100
ランニングの具体的な方法、怪我への対処法など基本的なHow toについて書かれています。私のバイブルです。
湯元優:「インナーパワー」サンマーク出版\1,600
この本を読んで始めて走ってみようと思った記念碑的書籍。
何回も読み直しています。
奥井識仁:「人生を変える15分早歩き」
本川達雄著:「ゾウの時間ネズミの時間」
サイズの生物学 中公新書 \630-(iBook版)
「あらゆる動物の一生の総心拍数は約20億回と決まっているので、無理な激しいスポーツをすると無駄に心拍数が上がり寿命を縮めていることつながる」
という説があります。本当にそんな説があるのでしょうか。おそらくこの本が出典ではないかと思います。確認のため読んでみたいと思います。
・ジョン・J・レイティ:「脳を鍛えるには運動しかない!-最新科学でわかった脳細胞の増やし方」(単行本)
・飯野潔、牧野仁:「マラソン完走新常識」実業之日本社(¥762円+税)
ぽっちぃさん(runnet 430の会)のお気に入り
・スコット・ジュレク:EAT&RUN 100マイルを走る僕の旅