当別町はみねごん一家の自宅から車でおよそ40分の町。
当日のスケジュールは以下の通り。
7:00~9:00 会場受付
9:00 開会式
10:00 ハーフマラソンスタート
10:45 3kmスタート
11:45 表彰式
13:30 競技終了
今年の8月5日の大会はどれにしようか迷いました。
昨年岩見沢トレイルランに出走し今年もと思っていましたが、「野幌森林公園を走る会」のメンバーから今年第1回当別スウェーデンマラソンなる新企画があるとの情報。
スウェーデンと日本の外交関係樹立150周年を記念し、スウェーデンハウス株式会社が主催の第1回の記念すべき大会。種目はハーフ(700名)と3km(300名)です。
参加賞にはバーベキューがふるまわれるとの情報からみんなで参加してバーベキューで親睦を図ろうとの意見で一致。
当別町はみねごん一家の自宅から車でおよそ40分の町。
当日のスケジュールは以下の通り。
7:00~9:00 会場受付
9:00 開会式
10:00 ハーフマラソンスタート
10:45 3kmスタート
11:45 表彰式
13:30 競技終了
何せ今回は第1回目の大会。一般的に第1回の大会運営には不安が伴う。特に駐車場確保は心配だ。早めの到着に越したことはない。自宅を7:30スタート。
事前にチェックをしたところ駐車場はJR最寄り駅の石狩太美駅からの一本道沿いにある。結構早いと思いきややはり早い人は6時半頃には到着しゴール地点に一番近い駐車場を確保できたそうだ。私はゴールからは一番遠いE駐車場。ただ駅から一番近いのですぐにシャトルバスに乗車できた。
まずは受付を済ませゼッケン確保。次はベースキャンプの設営。とはいっても敷物を敷く場所を探すだけ。しかしなかなか日陰の場所は早い者勝ちで確保できない。やはり会場到着が遅かったようだ。なんとかテントのわきに場所を確保するとぽつぽつと野幌森林公園を走る会のメンバーが集まってくる。オリジナルTシャツがあるとこんな時は便利だ。おまけにベースカラーのサンセットオレンジがよく映えすぐに確認できる。ベースキャンプも荷物が多ければ多いほど安心だ。今回は荷物を預けずにこのベースキャンプのおいておくことにした。近くにはトイレもあるし更衣室もある。目の前のテントは運営本部だろうかペーサー達が頭に風船を付けてたむろしている。
ハーフスタート時間10時が迫ってきたのでベースキャンプからスタート地点へ移動開始。
スウェーデンヒルズの街中を1km弱歩いて移動だ。途中高級感漂う家並をながめながら歩くが情報によると個々の家の中はさらに素晴らしいとのこと。
スタート地点はスウェーデン交流センター前の広場。
スタートに先立ちゲストランナーの高橋尚子さんが準備運動やら走るときの注意やらお話をしている。
さて今回のハーフの目標は?
フルのイーブンペースK7分~6分30秒くらいのペースで走ってゴールではどのくらいの余裕があるか。
この大会の目的は9月のオホーツク網走マラソンを念頭にペース配分の参考にする大会だ。
ところがこのコースはアップダウンがきついコースと聞いている。
ちょうど富士裾野高原マラソンと同じように周回コースを2周してゴールに戻ってくる。
数日前には車で下見に来ているがアップダウンを確認できたもののそれがどのくらい体にダメージがあるか実感できない。特に2周目は要注意だ。調子に乗ってスピードアップすると痛い目にあいそう。
そうこうしているうちにスタートの10時に近づいてきた。
今回のペーサーは1時間30分切を先頭に10分刻みで最終は2時間50分切の9組なのでK7分相当の2時間30分のグループにすることにした。うちの奥さんを含め走る会のメンバーも何人か一緒。
スタート時点の気温22℃。最高気温25℃。
日差しがあるので思ったより暑く感じる。
号砲とともにスタート。
ロスタイム1分24秒。ゲート前にはQちゃんの行ってらっしゃいコールに見送られスタート。
今日はどんな展開なるのか楽しみです。
ゲートをくぐりベースキャンプ方面へ。
やや上り坂。早くもその途中でQちゃんがランナーを励ましながら追い越していく。上り坂を登りきり下っていくとベースキャンプ手前から右に曲がり駐車場を一回り。
再度もとの道に戻って左手にゴールを眺めて反対方向右手に進む。左手は視界が広がり北海道特有のなだらかな稜線。早くもひまわり畑が広がる。右手はどうやらゴルフ場のようだ。ゴルフ場入り口あたりがちょうど周回コースの合流点で給水ポイント(約3km地点)にもなっている。走りながらスポドリをゲット。このあたりから木陰が多くなり呼吸も整ってくる。
周りを見渡すと走る会のメンバーがだいぶ少なくなっている。どうやら2時間30分集団から抜け出してしまったようだ。ペースはK7分は切っているので多少早いペース。ペーサーのゼッケンを再度確認すると2時間30分以内となっている。2時間30分ペースと2時間30分以内ペースではちょっと意味は違うのかもしれない。それでもこのペースは遅すぎて少しイライラしてくる。
4km付近のやや下り坂にさしかかるところでたまらずペーサーを追い抜く。前方にはランナーが急に少なくなり視界が広がる。ウエーブした草原に鉄塔が並んでいる。そして緩やかな下り坂。テンポよく進むがここで調子に乗ると後半バテる可能性があるので慎重に下っていく。
5km地点まで下りきると今度は急峻な上り坂。ここは焦らず脚を止めずに登りきる。
登りきってところに給水ポイント。こちらでもスポドリゲット。
ここから1kmくらい進むと左に鋭角に曲がる。左手後方には2時間30分ペーサーとその一団が目に入る。順調に呼吸も整いガーミン君で確認するとK6分40秒前後で安定しフルマラソンの設定ペースになっている。
次の給水ポイントは2回目の左鋭角に曲がってすぐの地点。
ここでもスポドリゲット。
こんな調子で10kmも順調に通過するも我がチームの走る会のメンバーは視界から完全に消えてしまった。皆さんかなりいいペースで進んでいるようです。やがで右手には素晴らしいひまわり畑が広がります。記念撮影を地元の人にしていただいているランナーもいます。
しかし気持ちよく走っていたのはこのあたりまで。実はこの10km手前あたりから微妙に上り坂になっていてこれが3kmほど続きます。特に最後の1kmは地獄のような上り坂。上り坂が目に入ると怖気づいてしまうことがありますが弱気なみねごんとうとうこの上り坂の11km付近で歩きが入る。ところが周りの人が「もう少しでQちゃんの応援があるよ」元気づけてくれる。Qチャンファンのみねごん年甲斐もなく頑張る。右手前方のQちゃんの姿を発見。みねごんのランニング史上記念すべき初ハーフ2012年の仙台国際ハーフマラソンのゲスト、そして昨年はホノルルマラソンの高速道路でハイタッチをしていただきました。ここでも遠慮なくハイタッチ。調子者のみねごんここでペースアップ。
ところが2周目の13km付近で後ろから不穏な足音が。振り返るとあの2時間30分以内ペーサーとその一団。みねごんペースアップしていたと思っていたがいつのまにか失速していたらしい。追い越されまいと頑張るが足が動かない。あっという間に抜かされてしまう。1周目5km地点を余裕で登りきったあの坂道で2周目は歩きが入ってしまう。
その後は歩き&走りのみっともないラン。
2時間30分以内ペーサーとはどんどん差が開いていく。
時計と残kmを計算するが2時間30分以内のゴールは微妙・・・。
最後のあの地獄の坂道が目に入ると緊張の糸がプッツン・・・・。
幸か不幸か今回はQちゃんの姿はなし。
登りきると野幌森林公園を走る会メンバーの応援コール。
声援を受けて最後のゴールへの道で何とか頑張るが時すでに遅し。
最低目標タイム2時間30分以内どころか2分51秒オーバーの
2時間32分51秒のワーストタイムで終了。
おまけに走り終わった後の余裕はこれっぽっちもなし。
私にとって今回の大会は残念な結果でしたが、野幌森林公園を走る会会員11名出走、応援部隊3名の参加。多くの人が野幌森林公園を走る会のオリジナルTシャツ着用していただきました。結構目につくことからアピール度満点でした。
終了後本来であればバーベキューパーティーの予定でしたがエントリー当初の計画からは変更となっており皆さんとカレーライス、とうきびの冷製スープ、フランクフルト+茹でブロッコリー、かぼちゃのアイス、スウェーデンの焼き菓子、そしてガリガリ君を食べながらの反省会でした。
自分の大会結果は別としてラン友の皆さんと一緒に大会に出てランニング談議。
楽しい一日でした。
皆さんありがとうございました。
また第一スウェーデンマラソンとして企画・運営をされたスタッフの皆さんにも感謝です。皆さん一生懸命で素晴らしい大会でした。これからも期待しております。
【ワースト記録更新後のお話】
大会1週間後。
小・中学校の古希同期会に出席。
私よりランナーとしては先輩で走力もずっと上の同期のラン友の弁。
最近体力がなくなってきたせいか20km行かないうちに走れなくなってきたとのさみしい話。
呼吸が苦しいわけではない、脚の筋肉が攣ったり動かなくなるわけでもない。
長い距離を走る気力がなくなってきたので最近はファンランに徹することにしたとのこと。
私も今年同じような症状が出ている。
今回のハーフも春先の「春のさわやかマラソン」でも同じ症状。フルマラソンを走りきる力もそう長くは続かないかもしれないと思う今日この頃。
9月30日のオホーツク網走マラソン(フル)はそんな意味でも私にとって重要な大会になるのかもしれない。
2018/8/23 記